お気楽釣り日記

約一ヶ月ぶりですが、行って来ました。



来週から梅雨に入るそうですが、このシーズンの「はしり」という感じでしょうか。

南紀まで行けばいいのでしょうが、波止釣りの延長くらいの距離感で行けるところじゃないと、家庭内で許可をもらうのが難しので、大引に行って来ました。

釣座は、なんと．．．



「中紀の名礁」（と本に書いてました）、「アシカの子」です。

底物もまだ少し早く、そんなに人の多い時期ではないのでしょうが、運良く乗ることができました。

準備をしてやる気マンマンでスタートしたのはいいのですが、ちょうど下げに入って水路は激流で向かって右に流れていきます。写真では解りにくいですが、釣座の先に少しチョボになっていて、場所としてはいいのですがまだ潮が高く、波を被ります。足元に根バエもあり、水路を沖に向かって流しにくく、今日はブーツでないこともあり、もう少し潮が下がるまでガマンです。

そうこうしていると、潮下になる右側の人がグレをかけ始めます。水路を挟んだ親側の人も。

ちょっと要領を得ない感じで時間だけ過ぎ、気がつけばもう７時近くに。投入ポイント変えながら何とかキーパーサイズがかかります。

８時くらいになるとだいぶ潮も下がり、チョボの方に釣座を変更。



エサトリもそれなりに居るので、なんとかその下に潜らせるのに、とりあえずウキを03から04に変更。仕掛けが馴染んでから半ヒロくらい03よりは沈む感じで、アタリがあり今日一のサイズが。更に一枚追加しますが、このあたりからハプニングでリズムが狂い出します。

仕掛けを投入してから潮受けが横に引っ張られるのですが、ボラではなく．．．



今日アシカに居たフカセの人は絶対、魚より多く「釣って」います。まわりで竿が曲がった！と思うと半分以上がこれです。

途中凧揚げも何度かありました。

特にボイルにすると一発です。また浮いているオキアミだけではなく、一ヒロ近く潜水しながら捕食するので手強いです。

この後はオセン、深く入れるとアイゴ、たまにベラ、「凧揚げ」、稀にサンノジのローテーションが続きます．．．

釣座としては最高なのですが、苦戦を強いられます。時間も１０時近くになり、今度は南からの風です。



潮も変わり、向かい風であててくるので、エサ盗りを避けて遠投したいのですがなかなかうまくいきません。また今日も長ハリスでガン玉打たずにやっていますが、少々潮が速いのはウキとウキ下で調整できるのですが、遠投できないのは辛いです。

水路を挟んだ向かい側では、ちょうど風裏にもなり、コンスタントにかけています。もちろん腕の違いもありますが。

更に風も強くなり、ウキを05に変更し、意図的にテンションかけながらタナを探っていきます。と、ドラグが出るアタリが。今日は離島でも使えるくらいの竿ですのでちょっと耐えたら強制的に浮かせます。魚も見えて、少しニヤケながら玉網に手をかけた時に再度根バエで突っ込みます。入られては困るので反射的に絞り上げたら外れました。タックルバランスも良くないですね。

残念ながら、納竿となりました。

またエアポンプの調子が悪くなり、苦しませてしまいました。



鳥をいっぱい釣りました。

風、エサ盗り、アテ潮、激流、等々いろいろ苦労しました。

ほんとはもっと数釣らないといけないんでしょうが、楽しさとしてはすごく楽しかったです。足元をメジロがウロウロする中で釣るのも初めての経験でした。

尾長の造りは好評で、すぐに売り切れました。旨いですね、マジ。


（カニカマ、千切りキャベツってのがちょっとハズカシイですが、けっこう好きです(^_^;)）


タックル、用品、ジップアップシャツなどあらためて今日感じたことは、また次の機会に。



場所：大引/アシカ 子
時間：5:15～12:１５
釣果：尾長27cm～31cm　4枚

潮汐：大潮（下津）
05時30分 193cm
12時11分 -6cm
19時00分 197cm

竿：トーナメントISO Ｔ 1.85-52SMT
リール：インパルト2500LBD
道糸：アストロン磯ガンマ　トリプルテン（ブラックマーキングイエロー）2.25号
ハリス：トルネードVハード2号
ウキ：エイジアマスターピース03→04→05
ハリ：掛りすぎ口太5号
刺し餌：くわせオキアミＶ9（Ｍ）
撒き餌：オキアミ3K　2枚、ボイル3K　1枚、グレパワーV9（徳用）